この日の天気はまずまず。予報では夕方から雪となっていた。
ただ、山の上の事だから、早い段階で天候の悪化がありそう。二人とも、そのつもりで登り始めた。
余市岳に登るには、キロロスキー場のゴンドラを使うととっても楽が出来る。
我々も便利なものは拒まずに使わせてもらった。
ゴンドラから見える余市岳は、青空に映えていた。昼頃までは快適な登山となりそうだった。
ゴンドラを降りると、早速お決まりの警告看板が出ている。
仰るとおり、登山は常に自己責任です。安全に気を配って事故の無いように登りました。
山頂が近づくにつれて、尾根から粉雪が吹き上げられて、地吹雪が発生しているのが見えた。
上は風が強いようだ。
冬の余市岳はいつもこうだ。気にしつつも気を付けて登っていく。
温暖化が進んでいるとはいえ、山の上は極寒である。
この木を見ればそれが良く分かる。
人間は生きていけない場所なのに、木はしっかりと生きている。
そういう場所ほど、美しいんですよね。
山頂直下まで来ると、急に勾配がきつくなる。
これを登りきれば目指す山頂だ。
そこに立つためにだけ、こんな所を登っていく。
スキーのシールはこの日も役に立たなかった。
この勾配をつぼ足で登ったが、これがかなり効いた(笑)
ここが一番きつかった。
シールが利かずスキーを履けない上に雪が深く、踏み出す足が深く埋まってしまう。
スキー靴を履いた足を持ち上げて前に踏み出し、一歩一歩進んでいく。
その繰り返しがとっても苦しかった(^^;
それが楽しかったりするから不思議だ。
もう少し登ると、足元は風のおかげで雪が絞まって硬くなっていた。とっても楽に歩ける代わりに、今度は強風と地吹雪。
雪雲の中に入った事もあって、今度は視界が利かなくなった。
こうなると、人間ってちょっと心細くなったりする。
GPSを見ながら山頂を探していたら、先行の登山者の影が見えた。
ここでまたとっても安心した。なんというヘタレぶり(笑)
そんなこんなで山頂に到着。
標識は雪と氷で書いてある字が全然読めない。
でも、冬の山で山頂に到着する事が出来るって、かなりの達成感があるんです。
無条件に嬉しい(^^)v
そのあと、Fさんとちょっと重めの深雪バーンを滑り降りていつもの昼食と温泉に浸かり、終了となりました。
Fさん、お疲れ様でした。色々と難所はあったものの最高に楽しい一日でした。どうもありがとう。
来週もよろしくお願いします。





